本気の初心者の為にシルクスクリーン印刷の道具の仕入れ先をピックアップ
さて今日は、少し本気でシルクスクリーンをしたい方に耳より情報を
お伝えしようと思っています。
※DIY部は基本シルクスクリーン印刷の水性材料を扱う事を前提としています。
シルクスクリーン印刷にはいったいどんな材料が必要なのでしょうか。
まず、これは絶対必要というものを上げてみましょう。
- 枠(木やアルミ)
- 紗(枠に張る網、スクリーンの事ですね)
- 感光剤
- インク
上記はのものは必ず必要です。
初めてやる人はどこで仕入れたらいいのか、またどこがおススメなのかも
分からないと思いますし、私も昔結構ネットやらで探しまくりましたが
無駄に時間がかかったので、今日ここで皆さんには少しでもその
無駄な時間を省いてもらえればと思っています。
- 枠
枠は強度がありますので木材ですとゆがみが出るといわれ、プロが扱うアルミが、枠には一番適しているといわれています。
ただ、個人的な経験から言いますと大きなゆがみがなく、かなり細かなデザイン(例えば髪の毛一本)を表現したいと思わなければ、木材もアルミもそこまでこだわりを持たなくても大丈夫かと思います。枠で重要な点それは
枠を机の上の置いたときに”カタカタ”と極力言わない
ゆがみがないものが最適で、印刷面を平面に保つのが重要ポイントです。
昔、費用を抑えるために100均の写真の額縁を買ったり、ホームセンターで
木材を買い釘で組み立てたりなどしましたが、どちらも安くしようと考える初心者の動
きでシルクスクリーン印刷のポイントを外している経験をしたものです。
100均の額縁はまだましですが、初心者がホームセンターで木材を買って枠を作るのは
オススメはしません、経験上、逆に費用と時間がかかってしまうのです。
木材なら、絵画で使用しているキャンバス枠がおススメです。
かなり強い力でキャンバスを張るのはシルクスクリーン印刷と少し似ているところがあるからです。
以下のような木枠であれば素人でもかなりの強度と正確な木枠が手軽に作る事が出来る。
アルミ枠なら以下のサイトの物を利用していました。
値段、質ともに色々探したサイトの中で無難なところだと思います。
市川市シルクスクリーン機材販売、TシャツプリントオーダーpremiumT
2. 紗(しゃ)
紗は現在はシルクではなくテトロン・ポリエステルなどを使用しています、昔はシルク
を紗に使用していた由来からシルクスクリーンと言われているそうです。
ただ、時代の流れと、コスト面から現在の形に移行していったと思われます。
さて、紗の仕入れ先は...
上記のアルミの仕入れ先premiumtさんが経験上一番安く仕入れれると思います。
(少し紗にゴミがついていたりと、気になる点があった時もありますが、結局紗は一度
洗うので問題はありませんでした)
リンクは以下です。
余談ですが紗にはメッシュの番号があります。
これはメッシュの細かさで番号で分かれています。
大体80mesh~240meshが一般的に存在し、用途や印刷物によりその使用を選びます。
簡単にTシャツなどに印刷する場合は100meshぐらいが最適だと思います。
数字が大きくなれば網目が細かくなり、より細かな表現が可能になるといった感じですが、大体ですが、120mesh以上の紗を使用するとすれば市販で売っているインクを使って正確に印刷をするのも難しくなるので、かなり上級者の領域になります。
まずは無難に100を選んでおけば問題はないかと思われます。
3.感光剤(水性用)
感光剤は色々種類がありますが、人それぞれ使用用途や扱いなれたものを
使用するかもしれませんのでどれがいいとはいいがたいのが現状です。
ただ、私の経験上のおススメはできます。よければ参考にしてみて下さい。
尚、感光剤は水性用、油性用、両用など用途により使い分けるようになってるので気を付けて下さいね。
上記の感光乳剤は昔から使っていますが、細かな印刷などにとても向いていて
安定力がありますし、露光の時間の幅もだいぶ許容があるので初心者から上級者におススメです。
次はazocol z 1/3
以前も紹介したことがありますが、少しかっこいい
青色の版が作られる感光剤になります。
質感はSD40よりも粘土があり、エッジが効いた表現ができると
言われています、かなり粘度があるので塗り方に気を付けてしなければ
安定した露光の結果を得られないと、経験上思われます。
因みに、ネッ上ではほぼこの感光剤の仕入れ先は載っていませんが,
江口孔版さんなら販売をしてくれます。
ただ、個人にまでしてくれるかは聞いていませんが、ほしい人はとにかく自分で動いて聞いてみるのもありです。
4.インク
インクは水性でも2種類ありますが、それも印刷物によって使用を選びます。
それらは染み込むインクと、マットタイプのインクです。
イメージとしては染み込むようは名前の通り物に対して
染み込むので薄手の生地や木などに適しています。
一方、マットタイプはインクが生地などの上に乗る
といった感じなので、厚めの生地や多色刷りに適しています。
インクも色々あると思いますが、初心者から上級者でも
扱いやす、dye color (染み込みタイプ)やrubada(マットタイプ)がおススメです。
仕入れ先はZOWHOW
ここのサイトが一番安くこれらのインクを仕入れることができます。
(インクを作っている会社が運営していますから)
さあ、ザックっと色々紹介しましたが
これで少しでも皆さんの時間を短縮できる
お力になれたでしょうか?みんなでもっとシルクスクリーン印刷に
のめり込んで行きましょう!
また、ここで紹介した物以外でアルミ枠やその他のシルクスクリーンの道具を本格的に更に市場価格より格段に安い仕入れ先を開拓したい人は、以下のトトキリサイトへ。
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次回は
シルクスクリーン印刷裏技 感光乳剤を塗った後のスクリーン補修編 - シルクスクリーン印刷 DIY部